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ふるさとの宝物を富に変えるミュージアムの魔法

インバウンド観光を創出する地域デザイン学芸員の実践報告

1  趣 旨

今世界中で、ミュージアムは、人を集め、カネを稼ぐ未来の苗床として注目されています。ミュージアムは、かつて保存することに重きを置いていたは博物館や美術館ではなく、まちの顔として、集客の拠点として、そして未来の苗床として重要な役割を果たしています。そのような世界の動きに対応し、新しいまなざしで地域文化資源に光を注ぎこみ、学びと交流を引き起こし、富をうむだし、まちのすべてをみんなの夢を育むミュージアムにする。

そのミッションを実現するために、筑波学院大学では、2018年7月より文部科学省職業力育成実践ログラムとして、「地域デザイン学芸員」の養成をスタートしました。

現在、地域デザイン学芸員が生活都市牛久を調査し、「ふるさとの宝物」を探し出し、その成果「おいしいミュージアム」に編集しています。今回のシンポジウムでは、「おいしいミュージアム」の実践報告を糸口に、どこにでもある地域文化資源を発見し、富にみがきあげるための仕組を問題提起します。

 

2 得られる成果

①文化を守ることに重きをおきてきた博物館、美術館に代わる新しいアプローチについて知ることができます。

②すでにある文化の価値を訴求することに重きをおいてきた観光のまちづくりに代わる新しいアプローチについて知ることができます

③インバウンドの視点で地域文化資源を編集することで新しい観光文化産業を創出するアプローチについて知ることができます。

 

3 プログラム

1)基調講演 10:35-10:45

  「ふるさとの宝物を富に変える魔法のミュージアム」

       筑波学院大学教授 塚原正彦 

 

2)事例報告 10:45-11:00

  ケース1 ふるさとの宝物をインバウンドのまなざしで富に変えるわ

       どこにでもある生活都市牛久市をミュージアムにする

     

  ケース2 おいしいミュージアム

       知る・学ぶ・食べる新しい図書館プロジェクトの実践報告

                         おいしいミュージアム試食と読み聞かせ体験 

 

3)企業からプロジェクト提案(11:00-11:15)

               乃村工藝社 知と学びを振り注ぐ新し端末ガイド

               JTCI 知と学びを引き出すおもてなしをトレーニングする

  

4)教育講演(11:15-11:25)

 「地方創生における地域文化資源と人材養成」

        内閣府地方創生参事官 横田 清泰

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